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実は引っ越ししてました

ながーーーらく放置と言いますか、中の人が討ち死にしてましたが

頑張ろうと一念発起しました。

前回の更新から、いろいろなことがありすぎて、ヒトコトでは表現できません。

あえて一言で言い表しますと

 

「沖縄に引っ越しました」

 

 終了

 

・・・・一言で言い表せましたね。

 まあ、ストレスでのたうち回るほど追い詰められたり、あの日に飯舘村に不時着したりと

簡単には消化できない事だらけですが ^^;

すこ~しずつですね。

ただ、肝心なこのブログのテーマ「射撃」が、ままならぬ環境になってしまいましたが。

そう、この沖縄県には射撃場(クレー)が、ひとっっつも有りません!

じゃあ、技能講習はどうするか? なんと、鹿児島です・・・。

 狩猟はと言いますと、人口は少ないながらイノシシとカラス!

 しかし、噂によると、雉無制限のパラダイス・アイランドがあるとか何とか

 2014年も間もなく終わりですが、皆様は良き射撃ライフをおくられていますか?

シーズンで連日野山に繰り出している方も多いでしょう。

安全で、良き狩猟を!

 

DSC_0093s.jpg


ハッピー・ハロウィン [雑談]

「ハッピーハロウィン」
こんな言葉が言えなくなって早20年が経過していた。
どこで言えないかと聞かれれば、もちろん自分の中だけなんだが。


今年も親父殿の命日が来た。
しかし、この20年で、今年大きく変わったことがある。

それは息子を授かった事だ

父親として、初めて家族と過ごすハロウィンになった。
今日を境に、「命日」は「ハロウィン」になるのだろうか?
毎年毎年この日だけは必ず八海山を空けながら、命日を騒いでいた。

酒屋の店主が「もっと美味しいお酒あるよ?」と気軽に言う。
違うんだよおっさん。

この日に飲むのは八海山じゃないとダメなんだ。

もう、時効だから書く

親父が死ぬ前に、「おい、ちょっとコレを飲んでみろ」とあからさまに酒の入った透明なグラスを差し出した。

村でよく飲まれている安い日本酒の匂いが、いつも苦手で、「いいよ、お父さん。いらない」と答えた。

酔っ払った親父は赤ら顔で「いいから飲め」とグラスを奨める。

仕方なく、グラスを受け取り一口にすると、口に甘い香りが広がって、それは当時でも美味しく感じた。

親父はしたり顔で、「なぁ?うまいだろ」と言いグラスを取り上げた。

いいか、良い酒の味も知っておけと、そう、確かに俺に言った。

あの日から暫くして親父は事故で亡くなった。

何年経ってからだろうか、物心がついて酒が飲めるようになってから、気が付いたらこの日は八海山を飲んでいた。

忘れえぬ、父親の言葉と共に。
いつか自分も、倅に言いたい。


もっと高級で芳醇な酒もあるだろう。

でも、自分にはこの日飲むのは八海山しかありえない。

さぁ、息子が酒を飲む年まで指折り数えながら歯を食いしばって生きよう。

おりゃー、息子と合法的に飲んじゃるわ。


さぁ、「ハッピー・ハロウィン!」


ぼちぼち、復活します。
Hayami Fujita.jpg


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人生の贈り物 [ベレッタ]

明けましておめでとうございまs!  ちょっ・・うわなにをする!?あせfgk@いめぇーー!

ご無沙汰しすぎてお仕置きを食らいました・・・。

 改めまして、明けましておめでとうございます。 (現時点ではまだ明けてませんがw)

いつになったら復活するのかと小一時間と言うところですが、なにとぞご容赦を・・・

 歴史的な自民大敗を受け、銃砲所持に対して否定的な民主党の元これからどうなるか不安な幕開けですが

健全な銃砲の発展と自然を守るべく微力を尽くします。

うっかりしてますとYou I されてしまいそうですからね!

・・・そんなご時世ですが、 えー気が付いたら、家族が増えました。

 

事の始まりは自分の所属してるN県の四脚専門のハードコア猟友会の重鎮との話でした。

射撃こそが我が人生と言っても過言でない方と仲良く話していた時です

ベネリM2のサイトを見ながら、

「これでクレーを狙うには大変じゃないかい?」

「確かに難儀しますが、これでも結構行けるんですよ~」

「旦那さん(なぜか海はこう呼ばれてます・・)は競技銃を持たないのかい?」

「欲しいんですが、本当に大事にしたいので良いのを時間かけて探してるんですよ~」

ちょっと考える素振りを見せたその方が

 「旦那、良かったら俺の銃使ってくれないかい?」と

その方は、海が所属する熊・猪専門でアイゼンとザイルが無いと出撃出来ないような猟友会の重鎮でした。

 「もうさ、俺は年だしさ、この銃の出番が少なくなって来てしまったから、良かったら継いでくれないか?」

その方が銃砲を始められた当時に、「いつかは手に入れたい!」と努力して、入手された上下二連を

事もあろうか、ワタシなんぞに譲渡したいと言い出したのです。

話は進み、射場で掛けられたそんな言葉と共に、ベネリ一家にその銃はやってきました。

イタリア本国にオーダーして1年以上

何十年も前に作られた銃は、未だに鈍色(にびいろ)に輝いてます。

 職人が半年かけて掘る彫金は、未だ艷やかな輝きと共に射手を待っていました。

DSC_00312.JPG

ベレッタS3EELL サイドプレート

「大切にしなきゃ」

申請が完了するのが、またまた長く感じた時間を過ごし、銃が手元に来て登録が完了した時、

はるか昔の職人の魂と、その銃の守り人の意志を継いだ気がしました。

 不義理を働かぬように、その人にお礼の電話をしました

 

 「ありがとうございます。あなたの銃(意志)は必ず大事にします。」

 

・・・そうしたらその方が

 

とっても嬉しそうな声で・・・!

 

 

 

 

 

 

 

「おー旦那!銃一丁手放したから、俺の新しい銃の許可下りたよ~♪」

 

 

 

 

(゜Д ゜)

 

 

 

あ、あれ?しんみ・・・・り?え?えぇぇぇぇええ?

「旦那、まだまだ頑張るからまた猟と射撃行こうなぁ!」

「ァ・・ァィ・・よ、よろこんで!」

 

ワタシなんぞでは敵わないお方ですが、いつの日か自分がそう成れる時を信じて

頑張ろうと思いました。

 

今年一年お世話になった皆様、全く更新出来なかったブログに足を運んで下さいました皆様。

本当にありがとうございました

図々しく申し上げますが、来年もまた変わらずよろしくお願い申し上げます。

それでは良いお年を・・・

海&水無月  2010

 

 

後日談:

射場で偶然同じ銃のオーナーさんに話しかけられ、あれこれ話していた所

「海さんは幾らぐらいでこの銃を買われたんですが?」と聞かれたので

「とある方から受け継ぎましたので・・・お金はお支払いしてないですねぇ・・」

「ええ!?こんなに綺麗なのを無料で頂いたの!?」

「え?えぇ・・因みに中古で買われたと仰ってましたが、どれ位されたのでしょうか?」

「・・・・・140まん」

「・・・・・・・・・・・・」

「人生だねぇ・・」

「そっすねぇ・・・」

と言う会話が某C県N射撃場の片隅でありましたとさ

 


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